特急スペーシアXに家族で乗って日光へ行ってきました!2023年7月に運行開始したばかりの最新車両。特に今回利用した最上級個室「コックピットスイート」のリアルな感想と、午前9時の争奪戦を勝ち抜くための重要ポイントをレポートします。
- 予約は1ヶ月前の午前9時!1分遅れが命取り
- JRとは違う!9時スタートに全集中
- スペーシアXのコックピットスイートはまるで動くリビング
- 一家族で占有できる圧倒的な広さ
- 運転席が見える!乗り物好きキッズへの神仕様
- 個室の細やかなホスピタリティ
- カフェGOEN CAFEの利用術と注意点
- コックピットスイートなら整理券不要
- 完全キャッシュレス決済に注意
- 実際に乗ってわかったパパの本音チェック
- 意外と揺れる?乗り心地のリアル
- 子連れに嬉しい記念撮影サービス
- 【2026年7月・再乗車】コックピット以外でも大満足!車内設備と子連れ豆知識
- 【2026年2月・コックピットスイート編】本編に書ききれなかった無料サービスと乗車前の注意
- 日光旅行を成功させるための動線設計
- 9時の予約が取れたら、すぐに宿の確保を!
予約は1ヶ月前の午前9時!1分遅れが命取り
まず、これから予約するパパ・ママに一番伝えたいこと。それは、スペーシアXの予約開始は、乗車日の1ヶ月前、午前9時ちょうどだということです。
JRとは違う!9時スタートに全集中
新幹線などのJRは10時開始が多いですが、東武鉄道は1時間早い9時です。ここを間違えると、サイトを開いた時にはコックピットスイートやコンパートメントはすべて埋まっています。 我が家もこの9時ちょうどにスマホを握りしめて参戦しました。特にコックピットスイートは1編成に1室しかない超プラチナチケット。旅行が決まったら、カレンダーに「9時予約開始」と大きく書いておくことをおすすめします!
スペーシアXのコックピットスイートはまるで動くリビング
苦労して予約をもぎ取ったコックピットスイートは、想像を絶する快適さでした。
一家族で占有できる圧倒的な広さ

扉を開けた瞬間、家族から「一家族で占める感じでめっちゃ広いね!」と思わず声が漏れました。未就学児がいても周囲を気にせず、自宅のリビングのようにゆったり過ごせます。
運転席が見える!乗り物好きキッズへの神仕様

旧型のスペーシアでは見えなかった運転席が、スペーシアXではバッチリ見える仕様に進化しています。本物の運転士さんの動きを間近で見られる体験は、電車好きの子供にとって何よりのプレゼントになりました。
個室の細やかなホスピタリティ
室内には専用のスリッパや、人数分のお水が用意されていました。こうした小さな心遣いが、高級ホテルに泊まるような贅沢な旅の気分を高めてくれます。
カフェGOEN CAFEの利用術と注意点
車内カフェ「GOEN CAFE SPACIA X」も利用してきました。個室利用者ならではのメリットを解説します。

コックピットスイートなら整理券不要
通常、カフェ利用にはオンライン整理券が必要ですが、コックピットスイート等の個室利用者は優先的に案内してもらえます。並ぶ手間がないのは、じっとしていられない幼児連れには本当に助かるポイントです。
完全キャッシュレス決済に注意
支払いはキャッシュレス決済のみです。今回、支払いで少し戸惑ってしまいましたが、スタッフの方が丁寧に説明してくださり無事に決済できました。梨を使ったドリンク「ニッコリーノ」やジェラートは絶品なので、事前のチャージをお忘れなく!
実際に乗ってわかったパパの本音チェック
意外と揺れる?乗り心地のリアル
車内では「意外に揺れるね」と笑い合う場面もありました。最新車両とはいえ、線路状況によっては振動を感じることも。でも、それも旅の醍醐味として楽しめるほど、車内の賑やかな雰囲気は最高でした。
子連れに嬉しい記念撮影サービス
親切な車掌さんが記念撮影をしてくれたり、観光アナウンスがあったりと、目的地に着く前から日光への期待感を高めてくれる演出が満載。「これが電車旅やれたって。よかったよかった。」という言葉が、この旅の満足感を物語っています。
【2026年7月・再乗車】コックピット以外でも大満足!車内設備と子連れ豆知識
2026年7月、日光・鬼怒川への家族旅行で、久しぶりにスペーシアXへ再び乗ってきました。今回行きに選んだのは、コックピットスイートではなくコンパートメント。スイートほどの特別感はないものの、扉を閉めれば家族だけの空間になるのは同じで、子連れには十分すぎる快適さでした。ここからは、コンパートメントでの移動だからこそ気づいた車内設備のリアルと、知っておくと当日慌てない豆知識をまとめます。
浅草駅は乗り場が分かりにくい|改札は特急券だけ、乗車券はSuicaでOK
意外な落とし穴が、浅草駅の乗り場です。エレベーターを使ったら地下まで降りてしまい、慌てて2階のホームへ戻る一幕がありました。ベビーカーや大きな荷物がある日は、時間に余裕を持って向かいましょう。きっぷについては、改札で見せるのは特急券だけでOK。乗車券はSuicaなどの交通系ICでそのままタッチして入れます(鬼怒川温泉駅もIC対応なので、降りるときもタッチで出られました)。ネット予約の特急券はスマホの画面やスクリーンショットでも大丈夫でした。また同じホームには日光・鬼怒川方面に行かない「りょうもう号」などの特急も入ってくるので、乗り間違いには注意。号車位置の表示を確認したら、列の手前の広いスペースで待つと子連れでも落ち着いて並べます。入線してくる車両を眺める時間自体が、子鉄には立派な見学タイムになります。
トイレ・検札・春日部のドア|知らないと慌てる3つのこと
まずトイレ。スペーシアXの車内トイレは2号車の前寄りと5号車の後ろ寄りにあります。とくに5号車はバリアフリー対応で、おむつ替え用のベビーベッドや多目的室も備わっているので、赤ちゃん連れならこの号車を覚えておくと安心です。我が家が乗った日は一部が故障中で、車掌さんから別の号車を案内される場面もあったので、幼児連れは「一番近いトイレの号車」を乗車直後に確認しておくのがオススメ。また全席指定席のため車内で検札(きっぷの確認)があり、チケットはサッと取り出せる場所に入れておきましょう。さらに途中の春日部駅では開くドアが2号車と5号車に限られていて、他の号車からは降りられません。ベビーカーや荷物が多い日は、乗車位置を事前にチェックしておくと乗り降りがスムーズです。
車内は無料Wi-Fiあり|長距離でも子供が飽きない座席
車内には無料Wi-Fiが飛んでいて、問題なく接続できました。日光まではそれなりの乗車時間があるので、我が家では携帯ゲーム機や動画が「飽きた」対策に大活躍。座席は広くてふわふわ、足を上げてくつろげる作りで、小学3年生の息子も「Xが一番かっこいい」と、黒い旧型車両よりすっかりお気に入りの様子でした。移動時間そのものが遊びになるのは、乗り物好きキッズには大きな魅力です。
駅弁と鬼怒川側の移動で失敗しないコツ
駅弁は3,000円クラスの少し良いものでも、旅の気分と相まって満足度は高め。ただし辛い具材が入っていることもあるので、子供とシェアするなら中身を確認してからにしましょう。鬼怒川側に着いてからの二次交通は、車での移動がいちばん楽でした。ただしシーズンによっては渋滞するので、帰りの特急の時間には余裕を持たせておくと安心です。
実は狙い目は春と秋|真夏は「移動そのもの」を楽しむ
何度か通って感じたのは、日光観光のベストシーズンは春と秋だということ。猛暑日や極寒の日はむしろ空いていて、スペーシアXの座席も取りやすい印象です。特に真夏は屋外の散歩が暑さでこたえるので、「涼しい車内での移動そのものを楽しむ」くらいの気持ちで計画を立てると、子連れでも無理なく回れます。じっくり散歩を楽しむなら、涼しい季節に狙いを定めるのがおすすめです。
カフェは乗ったらすぐが正解|個室ならテイクアウトOK、現金は使えない
カフェはGOEN CAFEのカウンターが1号車にあり、発車直後はそのまま並ばずに買えましたが、しばらくするとオンライン整理券制に切り替わって混み合います。「乗ったらまず1号車へ」が子連れの攻略法です。個室(コンパートメント)を取っていればテイクアウトして自分の部屋で食べられるので、子供を席に残したまま往復できます。カウンターでは数量限定のトートバッグやメタルチャーム、シールなどのグッズも買えて、沿線の名所が描かれたトートは「ここ行ったことある!」と帰りの車内で盛り上がるネタになりました。ちなみに支払いはクレジットカード・交通系・コード決済などのキャッシュレスのみで、現金は一切使えません。さらに東武線は駅にも車内にもゴミ箱がなく、デッキのくずもの入れか持ち帰りになるので、ゴミ袋を1枚忍ばせておくと安心です。
車内からSL大樹とすれ違える|狙うなら進行方向の右側
下今市駅の手前で、車掌さんから「まもなく右側にSL大樹号との行き違いがあります。乗務員が手を振ってご挨拶します」という特別なアナウンスが入りました。家族で右側の窓に駆け寄ると、本当に蒸気機関車とすれ違い、SLの乗務員さんが手を振ってくれる大興奮の数十秒。見えるのは進行方向の右側だけなので、下今市が近づいてきたら子供を右側の窓際に移動させておくのが正解です。この日のSLは元JR北海道で「SL冬の湿原号」として走っていた車両で、前のライトが2つ並ぶ「カニ目」が特徴だと車掌さんが解説してくれました。すれ違えるかどうかは運行日次第なので、狙うなら東武鉄道公式サイトでSL大樹の運転日を確認してから列車を選んでみてください。
下今市駅で途中下車|SLとスペーシアXを一日で欲張る
乗り物好きキッズ連れなら、スペーシアXの前後に下今市駅を組み込むのが断然おすすめです。駅のSL展示館と転車台広場では、鉄道模型のジオラマや、蒸気機関車が目の前で向きを変える様子を間近で見学できます。見学を終えたらエレベーターでそのままホームへ上がれるので、特急の時間までのすきま時間にもぴったり。真夏は屋外がかなり暑いので、冷房の効いた屋内展示と交互に回るのが子連れの現実解でした。
転車台の見どころやチョロQ自販機、子連れ設備の詳細は「下今市駅の転車台でSL大樹を間近に!子連れ見学レポ」でまとめています。鬼怒川温泉側から下今市に戻るときは、全車指定席の特急を待たずに普通列車(各駅停車)を使うのも手です。30分弱で着きます。
さらに、転車台を見るだけではなくSL大樹に実際に乗るなら、車内イベントや座席の向きなど知っておきたいことがいくつかあります。実際に乗車した日のレポートは「SL大樹の忍者列車に子連れ乗車!転車台と車内イベント実録」にまとめています。スペーシアXとSLを同じ日に組むなら、こちらも合わせてどうぞ。
【2026年2月・コックピットスイート編】本編に書ききれなかった無料サービスと乗車前の注意
ここまで紹介してきたコックピットスイートの乗車記は、2026年2月の3連休に小学2年生の息子と日光へ行ったときのものです。そのとき現地でメモした細かい話のうち、本編に入りきらなかったものをまとめておきます。個室を予約するかどうか迷っている方には、ここが一番の判断材料になるかもしれません。
水もスリッパも無料|しかも持ち帰りOK
個室に入ると、人数分のミネラルウォーターが用意されています。車内販売で売っているものと同じ銘柄で、これが無料。さらにスリッパと、飲み物を冷やしておけるクーラーボックスも備え付けです。スタッフさんに確認したところ、水もスリッパも持ち帰ってOKとのことでした。子連れだと飲み物の確保が地味に大変なので、乗った瞬間に一本確保できているのはありがたいです。
日付ボードで記念撮影|撮影代も写真販売も一切なし
個室の利用者には、乗車日の日付が入ったボードを貸してもらえます。カメラマンが撮って売りつける、といったものではまったくなく、日付の部分を差し替えられるボードを持ってきてくれるだけ。それを持って自分のスマホで好きなだけ撮る、という気楽なサービスです。子どもサイズの帽子も一緒に貸してもらえたので、息子はかぶって満足そうにしていました。お金は一切かからないので、遠慮せず声をかけてみてください。
帰りは旧スペーシアの個室|往復で乗り比べができる
実は我が家、2月も7月も、帰りはスペーシアXではなく旧スペーシア(100系)の個室を利用しています。行きは新型、帰りは先代、という往復での乗り比べです。息子は黒い旧型車両を見て「かっこいい」と言いつつ、最終的には「Xが一番かっこいい」という結論でした。旧スペーシアの個室は今も現役で予約できるので、往路と復路で車両を変えると、それだけで子どもにとっては別のイベントになります。設備の細かい違いは別記事でまとめる予定です。
北千住から乗るなら現金の準備を
浅草始発ではなく北千住から乗る場合、駅の構造上ホームへの動線が浅草とはまったく違います。また車内販売は現金が使えない一方で、駅の売店などでは現金しか使えない場面もありました。子連れだと駅で慌てたくないので、小銭を少し持っておくと安心です。冬場は個室内が暖かいぶん、着込んでいると乗車後すぐに脱ぐことになるので、上着はすぐ脱げる格好で乗るのがおすすめです。
日光旅行を成功させるための動線設計
9時の予約が取れたら、すぐに宿の確保を!
スペーシアXの座席が確保できたら、その熱量のまま宿も予約してしまいましょう。人気の宿はすぐに埋まってしまいます。
具体的にどこに泊まるか迷ったら、我が家が実際に泊まってよかった「大江戸温泉物語Premium 鬼怒川観光ホテル」がおすすめです。三つ星バイキングとアルコール無料のプレミアムラウンジで、遊び疲れた体をまるっと癒せます。詳しいレビューは関東の子連れ神宿&スパまとめ記事で紹介しています。


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