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「伊東で子供と乗り物を楽しむなら、何がある?」
2026年8月、伊東への家族旅行の2日目に、道の駅 伊東マリンタウンから出ている遊覧船「はるひら丸 遊覧船イルカ号」に乗ってきました。結論から言うと、今回の旅で小学3年生の息子が一番喜んだのがこの遊覧船でした。鉄道もカートも好きな子ですが、船はまた別の面白さがあります。

船の底から魚が見えるところで、子供のテンションが一気に上がります。約45分という長さも、幼児連れにはちょうどいいです!
はるひら丸イルカ号とは|半潜水式の海中展望船
乗り場は道の駅 伊東マリンタウン(静岡県伊東市湯川字白石571-19)。普通の遊覧船と違うのは、船内に海中展望室があることです。階段を降りると窓から海の中が見え、デッキに上がれば潮風を浴びながら景色を楽しめます。定員は87人。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 約45分 |
| 出航時刻 | 9:40・10:40・11:40・12:40・13:40・14:40(15:40は欠航の場合あり) |
| 大人 | 2,400円 |
| 中高生 | 1,400円 |
| 小学生以下 | 1,100円 |
| 3歳未満 | 無料 |
我が家は大人2名+小学生1名+幼児で乗船。3歳未満が無料なのは、下の子が小さい家庭にはありがたいです。料金は改定されることがあるので、最新情報は公式でご確認ください。
【実体験】宿からのアクセスはタクシーにした

我が家は伊東駅周辺の宿に泊まっていたので、チェックアウト後にマリンタウンへ向かいました。ベビーカーがあるとバスは畳む必要があって面倒なので、タクシーを選びました。配車して約10分で到着。
運転手さんによると、マリンタウンは人気で駐車場が限られているため、混雑時は入るのが難しいとのこと。実際、当日も周辺の道は混んでいました。夏休みなら、車よりタクシーや公共交通の方が結果的に早い場面がありそうです。
- 小銭を持っていく:コインロッカーに100円玉が必要で、我が家はここで少し慌てました。
- カードは一部使えないことも:チケットをクレジットカードで購入しましたが、一部のカードは使えませんでした。現金も少し持っていくと安心です。
- 荷物は最小限に:船内は広くないので、大きな荷物はロッカーに預けてから乗るのが楽です。
実はイルカの施設と迷った|タクシー利用の補足
行き先について少し補足です。実は当日の朝まで、マリンタウンから徒歩20分ほどの「ドルフィンファンタジー」というイルカと触れ合える施設と迷っていました。ただ、夏休み中で人気の施設は混みそうだったので、思い切って遊覧船に変更。結果的に待ち時間もほとんどなく乗れて、1歳連れの我が家にはこちらが正解でした。
タクシーは宿のフロントから電話で配車してもらいました。ベビーカーは運転手さんが畳んでトランクに積んでくれて、支払いはクレジットカードも使えました。運転手さんから聞いた話も参考になったので、まとめておきます。
- マリンタウンは前の道の関係で右折での入場が難しく、混雑時は駐車場待ちの渋滞が長く伸びる
- 混んでいたら手前で降りて歩く手もある
- その点タクシーなら、渋滞の手前で降ろすなど降車位置の融通が利く
船底から魚が見える瞬間

この船の一番の見せ場は、港に近づいて浅瀬になると、船底の展望室から魚が見えることです。水族館のガラス越しとは違う、「今、自分たちが海の中にいる」感覚が子供には刺さるようでした。
海中展望室は階段を降りる形になるので、抱っこやベビーカーの下の子を連れて降りるときは足元に注意が必要です。親が2人いるなら、交代で降りるのが安全でした。
船内アナウンスが面白い|初島・手石島・潮吹岩

この遊覧船、アナウンスがかなり本格的です。乗っているだけで伊東の地理と歴史が入ってきます。
- 白灯台と赤灯台:赤灯台側には、伊東温泉の中心部を流れる松川の河口があります
- 初島:相模湾に浮かぶ周囲約4kmの島。大型ホテルがあり、レジャーランドとして賑わっています
- 手石島:大小二つの島からなる周囲約350m・高さ約13mの無人島。伊東市の鳥イソヒヨドリをはじめ多くの野鳥が見られ、周辺は釣りの人気ポイントです
- 手石海丘:水深約90m、直径約200mの火口を持つ海底火山。「海の下に火山がある」というのは、子供にはかなりのインパクトでした
- 扇山(クジラ岬)と潮吹岩:クジラの頭のような形の岬で、地元では「クジラ岬」と呼ばれます。岬の下の洞窟では、満潮時に波が洞窟内の空気を圧迫し、クジラの潮吹きのように海水が吹き上がるため「潮吹岩」と呼ばれています
陸側に目を向ければ、大室山(国指定の天然記念物で、リフトで山頂へ行けます)や小室山公園、川奈ホテルと川奈ゴルフ場なども見えます。次に行く場所を考えるヒントになるので、旅の初日に乗ると後の予定が組みやすいかもしれません。
なお、我が家が乗った日は富士山は見えませんでした。晴れていれば見えることもあるそうなので、これは天気次第です。
座席は自由席|潮吹岩と富士山は運次第
座席は自由席です。乗船前には「船内は狭いので荷物は最小限に」と案内があるので、大きい荷物は乗り場のコインロッカーに預けてから並ぶとスムーズです。窓側や海中展望室に近い場所に座りたい場合は、少し早めに乗り場に並ぶのがおすすめです。
楽しみにしていた潮吹岩ですが、私たちが行ったときは潮位が低く、潮を吹く様子は見られませんでした。満潮のタイミングで見られるものなので、「見られたらラッキー」くらいの期待値で乗るのがちょうどいいと思います。
また、船長さんによると、夏場は空気が霞んで富士山や伊豆大島はほぼ見えないそうです。絶景狙いなら、空気の澄む季節に乗るのがおすすめとのことでした。
一方で、海の上には水上バイクや、海中がのぞける別タイプの船も行き交っていて、乗り物好きの小3の息子は景色が霞んでいても最後まで飽きずに楽しんでいました。景色より乗り物に反応するタイプの子なら、季節を問わず楽しめると思います。
【注意】下船時の桟橋の隙間
下船のとき、桟橋と船の間に隙間ができるので足元に注意するよう、特に小さい子供は手をつなぐか抱っこするようにとのアナウンスがありました。これは実際にその通りで、降りるときは船が少し揺れます。
その他、乗船前にはライフジャケットは各座席の下に常備されていること、揺れるときは手すりなど固定されたものにつかまることなどの安全案内があります。親も一緒に聞いておくと安心です。
「按針祭」の名前の由来を、船の上で知る
これが個人的に一番「乗ってよかった」と思った部分です。
イギリス人のウィリアム・アダムス(三浦按針)が、徳川家康の命により、日本初の洋式帆船2隻を伊東の松川の河口で建造した。これを記念して毎年8月に開かれるのが按針祭(あんじんさい)です。
前日に泊まった宿の部屋から、まさにその按針祭の花火を見ていたので、「あの花火は、この河口で船を作った人のお祭りだったんだ」というのが、息子の中で一本の線になりました。乗り物好きの子にとって、「日本で最初の西洋式の帆船をここで作った」というのはなかなかのロマンです。按針祭は2026年は8月8日~10日の3日間で、最終日の海の花火大会は約20,000発と伊豆最大級です。
乗船券の特典もある

船内で案内されていたのですが、遊覧船の乗船券を提示すると、はるひら丸の直営食堂(オレンジビーチ前)で食事の際にサザエの刺身がサービスされるそうです。魚料理を出す食堂で、民宿も兼ねているとのこと。
我が家は下船後にマリンタウン内で昼食にしたので使いませんでしたが、ランチをこの後に予定しているなら覚えておいて損はない情報です。マリンタウン自体にも食事処がありますが、人気なので混雑を見込んでおくと安心です。
何歳から楽しめる?

約45分という長さは、幼児が集中力を保てるギリギリだと感じました。ちょうど飽きかけた頃に港が見えてくるので、この時間設定はよくできています。
上の子(小3)は海中展望室とアナウンスを楽しめていました。下の子(1歳)は乗ること自体は平気でしたが、景色を楽しむというよりは「揺れている乗り物」という感覚だったようです。本当に楽しめるのは、アナウンスの内容が分かる幼稚園後半〜小学生くらいからだと思います。
まとめ|伊東の「乗り物」は電車だけじゃない
特急で伊東まで来て、温泉に泊まって、翌日は船。乗り物好きの子にとっては、この3つを繋げるだけで1泊2日が完成します。大きなテーマパークに行かなくても、子供は十分に満足していました。
料金も大人2,400円・小学生以下1,100円・3歳未満無料と、家族で乗っても手の届く範囲。伊東で「午前中に何をするか」に迷っているなら、最初の候補にしていいと思います。


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