※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
スペーシアXで行く鬼怒川温泉の旅で、家族そろって泊まってきたのが「大江戸温泉物語Premium 鬼怒川観光ホテル」です。乗り物好きの息子(小学3年生)と、まだ小さい下の子を連れての1泊。結論から言うと、夕食のカニ食べ放題と無料で飲めるプレミアムラウンジだけで元が取れた気分になれる宿でした。一方で、客室の設備には正直「おっ」と思う場面もあったので、良かったところも惜しかったところも包み隠さずレポートします。

夕食のPremiumブッフェが本命|カニ食べ放題に子供が無言になる
この宿の主役は、間違いなく夕食ブッフェです。会場に入って最初に目に飛び込んでくるのがカニの食べ放題コーナー。息子はここで完全にスイッチが入り、10分近く一言も喋らずひたすら殻をむき続けていました。「食べずに掘るだけ」の時間が続いて、周りのお客さんから「いっぱい取るねぇ、すごい」と声をかけられるほど。子供が自分の手で食べ物を攻略する体験は、それだけでイベントになります。

カニの殻むきはハサミ必須|指を切った失敗談
ここで我が家がやらかしたのが、息子がカニの殻で指を軽く切ってしまったこと。夢中になると素手でこじ開けようとするんですよね。会場にはハサミが用意されているので、幼児・小学生には「ジョキジョキ切ってから、身をクイッと引き出す」やり方を最初に教えてあげてください。これを知っているだけで、子供が自力で食べられる量が一気に増えます。手も汚れるので、ウェットティッシュを1袋テーブルに置いておくと安心です。
狙うのはマグロ・ステーキ・海鮮|揚げ物は「損した気分」になる
カニ以外だと、お寿司コーナーのマグロが当たりでした。色からして違って、「これは本物だな」と分かる質。ステーキや豚のグリルも家族全員の評価が高く、息子も「お肉が一番おいしかった」と即答でした。サザエやアワビの海鮮コーナーもあり、殻から身をスプーンのようにスッと外す作業は、これまた子供が面白がるポイント。キラキラした貝殻を眺めるだけでも喜んでいました。


逆に正直な話をすると、揚げ物系はこういう宿だとどうしても見劣りします。「これを取ったのは損したな」と思ったのが本音。胃袋には限りがあるので、最初にぐるっと会場を一周して優先順位を決めてから取り始めるのが正解です。我が家は食べたかった海老天にたどり着く前にお腹がいっぱいになりました。
子供が喜ぶのはデザートとドリンクバー
ケーキ類のデザートコーナーが充実していて、子供は自分でくるくる回して作るスイーツのコーナーに大喜び。ハーゲンダッツもありました。ドリンクバーにはミルクやジュースが並んでいて、息子のお目当てだったメロンジュースがその日は出ておらず「ないのかぁ」としょんぼりする場面も。日によってラインナップが変わるようなので、過度な期待は禁物です。
席は会場の奥、時間帯は生活リズムで選ぶ
夕食は時間帯を選ぶ制で、チェックイン時に希望を伝えます。到着が16時台でも早い枠は埋まりかけていたので、こだわりがあるなら到着後すぐ相談を。我が家は子供の生活リズムに合わせて遅めの回にしました。席は自由席なので、先に席を確保してから料理を取りに行くのがルール。座るなら会場の奥がおすすめです。デザートやドリンクのコーナーに近く、子供と一緒に何度も往復するのがぐっと楽になります。会場には子供用の椅子があり、ベビーフードも用意してもらえるという案内が出ていました。
🦀 カニ食べ放題と無料ラウンジ|空室と料金をチェック
カニ食べ放題つきの夕食ブッフェは、早い時間の枠から先に埋まっていきます。日程が決まったら早めの確保が安心です。
じゃらんで鬼怒川観光ホテルを見る ▶プレミアムラウンジは22時まで|アルコールもアイスも無料
「Premium」の名前がついているプランの目玉が、無料で使えるラウンジです。夜はアルコールが飲み放題で、泡まで自動で作ってくれるビールサーバーがあり、何もしなくてもきれいな一杯が出てきます。おつまみをつまみながら飲めるので、子供が寝る前のひとときに大人が交代で息抜きする、という使い方ができました。夕食後に行っても席にはかなり余裕があります。
時間帯によってはアイスクリームも無料でいただけて、夕食前にみんなでアイスを食べている家族が何組もいました。ラウンジ内で食べるのがルールで、持ち出しはできません。朝も営業していますが、アルコールが出るのは夜だけ。営業時間は変わることがあるので、チェックイン時に確認しておくと確実です。
朝食は9時入場が快適|館内で遊ぶ日は8時台後半
朝食は7時スタート。フロントで「翌朝は何時が空いていますか」と聞いたところ、8時台は席がいっぱいになるとのことだったので、我が家は9時の回にしました。これが大正解で、ゆっくり座って食べられました。子連れで席探しに右往左往するストレスがないだけで、朝のスタートがまるで違います。ただしこれは、朝食後にゆっくりチェックアウトする日の話。ゲームコーナーなど館内でしっかり遊んでから帰りたい日は、席は混みますが8時台後半に入場して朝の時間を残すか、荷造りを先に済ませてから9時の回に向かうと余裕が生まれます。
メニューでは、自分で具を乗せて作る海鮮丼が名物。パンの評価も高く、りんごとチョコのデニッシュ系は大人がおかわりしたくなる味でした。鹿児島の郷土料理「鶏飯」のコーナーや、朝から湯豆腐の一人鍋、パスタを自分で仕上げられるコーナー、クリームシチューまであって、和洋どちらでも組み立てられます。温め直し用の電子レンジも置いてあるので、小さい子の分を冷ましてから温める、といった調整もできました。


見落としがちなのがスムージーのコーナー。レモンや赤肉メロン、ブラッドオレンジのジュースがあり、子供がゴクゴク飲んで大好評でした。ただ場所が会場の奥のほうで説明の表示も少なく、気づかず帰る人も多そうです。ここでも「まず一周してから取り始める」が効きます。なお終了30分ほど前には「まもなくラストオーダー」の館内放送が入り、終了間際には料理が順に下げられていきます。我が家はデミグラスハンバーグを狙っていたのに、たどり着いたときには終了済み。目当てがあるなら入場直後に確保してください。
大浴場は男女入替制|狙い目は「みんながご飯を食べている時間」
大浴場は朝と夜で男女が入れ替わる方式です。深夜帯は入替の作業時間になるため入浴できない時間があるので、夜更かし派は要注意。混み具合でいうと、チェックイン後から夕食前までが一番混みます。逆に、レストランが開いてみんなが食事に向かう時間帯は驚くほど空きます。我が家は「今がチャンス」と夕食の時間帯を外して入りに行き、親子でゆったり湯船を使えました。脱衣所のロッカーは番号を自分で選べるので、子供に「何番がいい?」と選ばせると覚えてくれて迷子になりません。
子連れで重要なのが、おむつが取れていない子は湯船に入れないというルール。我が家も下の子は部屋のシャワーで対応しました。ここで地味に困るのが、パパとママで子供をどう受け渡すか。上の子はパパと大浴場、下の子はママと部屋で、と役割を先に決めておかないと脱衣所の前で立ち往生します。事前に段取りを決めておくのがおすすめです。湯上がりには自販機のコーヒー牛乳(1本200円)が定番。息子は「普通の牛乳がいい」と譲りませんでしたが、これも旅の思い出です。
客室は和室が正解|ただし設備には年季あり
部屋は和室にしました。ドアを開けた瞬間に息子が「ゴロゴロできないと思ってた!」と畳に転がったので、これは大成功。ベッドの部屋だと落下が心配な小さい子がいるご家庭にも、布団を敷き詰められる和室は相性が良いです。下の子が布団の間に落ちてしまわないよう、布団をぴったりくっつけて並べるのがコツでした。

一方で、館内はリニューアルされている印象なのに対し、客室の設備は昔ながらの部分が残っています。正直に書くと、我が家が「おっ」となったのは次の3つです。
- 夏場のエアコンが効きにくい。設定温度を下げて風量を最大にしても涼しくならず、雨で湿度も高かったのでドライ運転に切り替えて凌ぎました。到着したらまず送風だけでなくドライも試すのがおすすめです。
- 部屋のトイレは、流すボタンを数秒しっかり長押ししないと反応しません。家族全員が最初は流し損ねました。子供には「長く押すんだよ」と先に伝えておきましょう。
- コンセントの位置が使いにくく、スマホを充電しようとしたらケーブルの長さが足りませんでした。長めの充電ケーブルを1本持っていくと安心です。
部屋の内風呂も昔ながらの深い浴槽で、小さい子には深すぎる印象。大浴場がある宿なので、部屋のお風呂はシャワー用と割り切るのが現実的です。シャンプーやボディソープは備え付けがありました。Wi-Fiは部屋でも問題なく使えて、館内の案内やメニュー表はスマホで見る方式。客室には内線電話がないので、用があるときは自分の携帯でフロントに連絡します。カードキーは複数もらえるので、パパと子供が先にお風呂、ママは部屋で、といった別行動もしやすかったです。
ちなみに部屋には「窓(サッシ)からお猿が入ってくることがあるので必ず施錠してください」という注意書きがありました。さすが鬼怒川。子供は大喜びでしたが、換気のつもりで開けっ放しにしないようご注意を。
館内が意外と遊べる|ゲームコーナーは「しょぼい」の予想を裏切る
行く前は「温泉宿のゲームコーナーなんて、どうせ古い台が並んでいるだけでしょ」と思っていました。完全に予想が外れました。景品の質が高く、100円で家族4人が同時に遊べる対戦型の筐体まであって、息子が見事に1位を取って大盛り上がり。クレーンゲームは瓶に入った玉で当たり外れが決まる方式で、当たれば店員さんを呼んで景品と交換してもらいます。スタッフの方の対応も丁寧でした。
おかげで、朝食後からチェックアウトまでの中途半端な1時間の使い道が決まりました。館内には漫画コーナーもあるので、雨の日や真夏で外に出たくない日でも、館内だけで一日つぶせてしまいます。ただし朝食を9時の回にすると、そこからゲームコーナーとチェックアウト準備がかなりタイトになります。朝食の章に書いたとおり、館内でしっかり遊ぶ日は8時台後半の入場か、荷造りを先に済ませておくのがおすすめです。
浴衣は部屋に用意されておらず、館内の浴衣コーナーで自分のサイズを選んで持っていく方式です。大人用が1列、子供用が1列、女性用の柄物が3列と、女性は選ぶ楽しみがあります。子供用もありますが、我が家の下の子(1歳台)にはまだ大きく、着せるのは来年以降になりそうでした。
駅からの行き方|歩くなら階段に注意、送迎バスは予約制
鬼怒川温泉駅からは徒歩10〜15分ほど。我が家は行きを歩いてみましたが、途中の橋を渡った先が階段になっている区間があり、迂回ルートを探す羽目になりました。ベビーカーや大きなスーツケースがあるなら、素直にバスかタクシーが正解です。真夏は「せっかく涼しい特急に乗ってきたのに」と言いたくなるくらい汗だくになりました。

帰りは駅までの送迎バスが便利…なのですが、ここで我が家は一番の失敗をやらかしました。チェックアウトギリギリで11時にロビーへ降りたら、送迎バスはもう終了していたのです。「あれ、もう終わったよ」「どうやって行けばいいんだ」と一家で立ち尽くすことに。便の時間は限られていて予約制なので、チェックイン時に「最終便は何時か」まで確認して予約しておくべきでした。人気のサービスなので、希望の便は早めに埋まります。
泊まってわかった注意点まとめ
- カニの殻むきはハサミを使わせる。素手でこじると指を切ります。
- ブッフェは最初に一周してから取る。揚げ物より海鮮・肉・カニを優先。
- 朝食はゆっくり食べたい日は9時入場、館内で遊ぶ日は8時台後半。チェックアウトから逆算して選ぶ。
- 大浴場はおむつの子は湯船NG。パパとママの受け渡し役を先に決めておく。
- 大浴場が空くのは食事の時間帯。混雑ピークはチェックイン後〜夕食前。
- 夏はエアコンが効きにくい。ドライ運転も試す。
- 部屋のトイレは流すボタンを長押し。長めの充電ケーブルを持参。
- 浴衣は部屋になく浴衣コーナーで選ぶ。乳児サイズは期待しない。
- 駅から歩くと階段区間あり。ベビーカーならバスかタクシー。
- 送迎バスは11時のチェックアウト時点で終了済みだった。最終便の時刻をチェックイン時に確認して予約する。
設備に多少の年季はありますが、それを補って余りあるのが食事とラウンジ、そして館内で完結できる子供の遊び場です。「乗り物旅のあとに、親もちゃんと休める宿」を探しているご家庭には、かなり良い選択肢だと思います。
鬼怒川旅行とセットで読みたい記事
この宿へのアクセスに使った特急の乗車レポは「スペーシアX子連れ乗車記」に、途中で立ち寄った下今市駅のSL見学は「下今市駅の転車台でSL大樹を間近に!子連れ見学レポ」にまとめています。翌日の観光先を探しているなら「東武ワールドスクエア子連れ攻略ガイド」もどうぞ。他エリアの宿と比べたい方は「関東の子連れ温泉宿5選」もあわせてご覧ください。



コメント